支度

21/49
前へ
/663ページ
次へ
私は、大きく振りかぶり、甲田さんの顔面目がけて思いきりボールを投じる。 甲田さんは、冷静にかわす。 「俺が、マサムネとでも?」 「3割、そうかなと…」 甲田さんがマサムネなら、顔面に来たボールを大根切りで打ち返すかと思ったのだが、避けてくれてよかった。
/663ページ

最初のコメントを投稿しよう!

142人が本棚に入れています
本棚に追加