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冬が来る。
雪が降る。
雪は悲しいけれど、平等に街もジャンクストリートも白く染める。
雪ダルマ?
雪合戦?
雪は楽しい?
それは温かい暖炉が家にある人の考えだね。
ジャンクストリートでは……地獄だ。
寒さのために体が震え、明日の命さえわからない。
みんなで木を集める。
焚火の準備だ。
「ネコちんだめだぁ…もうここには木はないよぉー」
マーは悲しい目をしながら言った。
街に行かなきゃ。
「よし、わかった。俺が行ってくる」
俺は早速準備をして街へと繰り出した。
「ハヤト!ちょっと街に行ってくる。俺が留守の間頼むな」
「ホーイ、行ってら!食べる物あったらついでにヨロピク!」
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