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ジャンクストリートに着くとみんな出てきた。
「お客さんかい?どうゆう風の吹きまわしだ?」
ハヤトは不満そうな顔をしながら言った。
「新しい住人だ」
俺は気まずさを回避するため、一言だけ残してその場を去った。
「おー!女の子じゃない?お嬢さん名前なんて言うのー?」
マーは久々の女の子にテンションが上がった。
いつも高いけど…。
「私はキャシー。みなさんよろしくね」
「ヨロピクヨロピク!なぁなぁジャンクストリート初めてだろ?俺っちが案内してやるよ!」
マーはそう言うとキャシーの手を引いてジャンクストリートを案内した。
俺が公園で集めた木を整理しているとハヤトが近寄ってきた。
「ネコ!大丈夫なのか?スパイかもしれないんだろ?おまえが危ないって言ってたんだろ?」
「……。」
「おい、ネコ!」
「なぁ…。ハヤト…。親に捨てられるってどうゆう気分なんだ?俺は最初からいないから…なぁ、教えてくれ?」
「親…かぁ~」
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