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「ハヤト!やめろ!」
俺はハヤトが振りかぶった鉄パイプを押さえた。
「ネコ!黙ってろって言うのか?おまえは悔しくないのか?」
ハヤトは鉄パイプを下ろした。
「今はおとなしくしてろ!ここで問題を起こしたら全てがパァだ!」
「ちっ、ネコが言うなら仕方ない…。」
「ハッハッハッ!惜しかったなぁ、もう少しでおまえを現行犯で逮捕できたのに!おまえらのリーダーが頭が良い奴で良かったなぁ!」
熊ジイは大笑いしていた。
悔しくないのか?
…そりゃあ悔しい。
今すぐでもこいつをぶん殴りたい。
でも、ダメだ。
今は我慢だ。
俺はキッ!と熊ジイを睨んだ。
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