1章 ツンデレ

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「お、お、お姉ちゃん、、、キスして、、欲しい、べ、べつにお姉ちゃんが好きなわけじゃないんだからね」 「春がそおゆうなら、いいよ、私、春のこと大好きだし、ここだとあれだから、草むらに行こっ」 そして、いつもどおりにキスをした。春の唇は、本当にふわふわして気持ちいい。しかも、してる時の顔は目を思いっきりつぶって、とっても可愛い。そして、たまに目を開けた時に、顔が一瞬にしてさらに紅潮するのも可愛い。そして、そっと、唇を春から離した。すると、春が 「おねえちゃん、もっと、、、、欲しい、お姉ちゃん、、を、ちょうだい」 顔を赤らめながら言ってきた。 「じゃあ、続きは、またにしよっか」 と私が返すと、少し微笑みながら春が言った。 「うん、萌お姉ちゃん、また、しよ、、、って、勘違いしないでよね、期待なんかしてないんだからね」 「もう、春ってばー、ツンデレなんだからー、キスの代わりに家まで手繋いで帰ってあげる」 春は、手を出して 「繋ぎたいんだったら、繋ぎなさい」 と強め気味に言った。 「あっ、そんな偉そうに言ったら繋がないよ、春、いいの?」 そしたら、春はもじもじして、何も言わずに私の手をパッと繋いできた。やっぱり、春って本当に可愛いなー。そう思った。 「お、お姉ちゃん、手家まで離しちゃダメだよ」 「うん、わかってるわかってる」
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