1章 ツンデレ

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そして、手をつないだまま、家に到着した。家に着いたので、手は開放して、家へ入った。学校から帰ってきたので、荷物とかを自分の部屋に置いて、着替えをすることにした。その時、春が私とキスするようになったきっかけを思い出した。 「お姉ちゃんー、私の服用意してー」 「もうー、仕方ないなー春は、用意してあげる」 そして、私は自分の服と妹春の服を押入れから取り出して、用意した。そして、それが終わったぐらいと同時に春が階段から降りてきた。 「春ー、用意したよーおわぁぁー」 私はその時、自分の服を下に置いていたので、それで滑ってしまったのである。 「えへへ、は、、、、、」 その時、私は、春を押し倒して、キスをしていた。キスをされた春は、何も抵抗してこなかった。春は、下着だったので春の体を感じやすくして、それのせいでぼーっとしてしまって、キスを長くしてしまった。あっ、と思ってキスをやめた。 「は、春ごめんなさい」 その時、私は嫌われると思った。絶対に嫌われると。私は春とキスしても大丈夫だけど、春はそんなの嬉しくないはずだと思った。だけど、春は、顔を赤らめながら 「お姉ちゃんが私を押し倒したんだから、やり返すね」 えっ?と思った。時間が止まって感じた。きずくと、私は春に仰向けにされていて、顔が目の前にあった。そして、無言で顔をさらに近づけてきて、キスをしてきた。さっきより長かった。顔を赤らめながらも必死にキスをしてきていた。 「春、萌のことそんなに好きでいてくれたんだ」 「あっ、い、いや、別にお姉ちゃんが好きじゃないんだか、、らね」 そして、その後いつもより仲良く、着替えっこをした。そして、今も前と同じような感じになりかけている。 「萌お姉ちゃん、き、き、キスを、、、ちょうだい」 「今日もうしたじゃん、だからまたね」 「あっ、うん、わかったよお姉ちゃん」 ちょっと残念そうな顔をしながら春は、テレビの前にあるソーファに座った。そこからは、いつも通り普通になった。私たちは、たいてい、普通なのだ。 「お姉ちゃん、このテレビ面白いよー」 「本当?じゃあ、今からそっち行くね」 まるで、先ほどのやりとりなかったように。
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