第1章

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まぁ…ご飯炊いたり、洗濯したり掃除したりしていると…男が一度上がって来た…(こいつこそ…この世の終わりみたいな顔しとるなぁ…) しかし何もないと解ると仕事に降りた。 バタバタしてると…起きた娘… 『起きた?腹減ってないか?ムスビ作ったけ食べ…』 何で…そんな事をしたんか自分でも解らん…が…娘は要らないって帰って行った。しばらくすると男が休憩で上がってきた。 『女ん子は?』なんてシレーッと聞いてきた。その言葉に少しイラッとしたらしい私… 『帰った…っつうか、お前…きしっとしたれぇよ!あん女ん子ぉ…テメーの始末やろぉ!ケツくらい自分で拭けやぁっ!!!』 『わかっちょるっちゃぁぁ…そんなん怒らんでよぉぉぉ』 なんて甘える男… 『可哀相やろがぁっっ!あんな若いのんからっ!』何故か娘の子を庇う自分…昔の自分なら…こうは成らんかったやろーなぁ…と自分でも解るが…浮気した事を怒ったっちゃぁ仕方ないやろーし…女ぁ憎むんも違うと思った… 『まぁ…とにかく、うち帰るけぇ…店もあるし』と帰った。
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