片想いでイイの

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体育の時はスポーツブラにしている。 更衣室で汗を拭き取り、サラはカップ下に分厚いパットが入ったブラを付けた。 これを付けるとBカップ位になる。 ブラウスに袖を通し、胸の辺りのボタンをすると胸の膨らみが少しだけ出来た。 「ニセ乳?」 クラスにはFカップを付けている娘もいたが、そんな女の子は珍しくて、クラメートの多くもパット入りに頼っていた。 「ここのブラは大きく見えるからいいよね?」 「谷間も出来るし!」 自虐的だと思うけれど、そうでもなければペタンコな胸に耐えられなかった。 クラス担任の女性教師は、産休明けだった。 母乳で育てているらしく、彼女のブラウスは胸元が丸々と膨らみ、沢山のミルクが出そうだった。 「どんな感じですか?」 「私の場合、二カップくらい大きくなったわ。このままだとイイんだけど……」 「旦那さんも喜んでますか?」 「そうね。やたらと触ってくるわ」 やはり男性は大きな胸が好きなのだ。 サラはますます自信をなくしていた。
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