恋のはじまり

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「制服だったら最高なんだけどな……」 ぶら下がった玉を優しく弄ってやる。 これも早く終わらせるためだった。 「嗚呼、溜まんねぇ。逝きそうだよ!」 息を荒げた男が、胸元から無理やりユカリの胸を弄った。 カップの中に指を差し込み、汗ばんだ胸を揉んだ。 「出すから挟んでよ!」 目を開き、ユカリが見上げた。 「すぐ出してよ!」 「出す出す!」 パーカーのファスナーを下ろしてシャツを捲ると、 水風船の様な胸が現れた。 ユカリが膝立ちになると、男も腰を下ろした。 そして、下着の下からバナナを差し込んだ。 お尻のような谷間に埋もれたバナナの尖端が辛うじて見えていた。 「嗚呼、やっぱりたまらないな。小さい女だと気持ちよくないんだ」 ユカリは加圧する為に左右から胸を両手で押さえた。 太ももに粘着性のある液体が伝っている。 ユカリの想いに反して、身体が反応していた。 唾液を谷間に垂らして、身体をゆっくりと動かした。 挟んだバナナが見え隠れするのがわかる。 バナナは熱せられた鉄棒の様に硬く、そして熱くなっていた。 遠くに往来する人々の話し声や車のクラクション、店舗から漏れ聞こえる音楽がさらにかすれていく。 「アッ!」 男が出した体液は、谷間の中で溢れ出した。 ドクドクと脈打つバナナをユカリはジッと見つめた。 「また頼むよ!」 何も言われていないのに、汚れたバナナをユカリがキレイに舐めた。 「お願い。もう許して。私、好きな人がいるの」 「へへへ。ソイツにバレたくないんだ? もしかしてあの店で働いていた事も知らないんだ?」 それには答えなかった。 「お願い!」 胸も隠していないユカリが頭を下げた。 ズボンのベルトをしめながら、男は何も言わずにその場を立ち去った。
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