第1章

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B「なん…」  やっと口を離してくれたおかげで息が吸えるようになる。  いったい何だったんだ…   A「チョコの味…」 B「え」 A「チョコの味、した?」  いわれてみるとかすかに濃いチョコの味が残ってるような、残ってないよう  な。  でも、このココアパウダーの味って俺の会社の…。 B「する」 A「よかった~~~」  彼女は心底ほっとしたようだった。 A「もらってばかりいるから、お返しだよ」  彼女はそう言って甘くささやく。  え?俺と彼女の関係だって?  さあ…。なんだと思う?
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