第1章

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 けれど、怨みを力に変えて姿をやつす術は神々に重く禁じられていた禁術だった。  身内とはいえ部外者に術を漏らしたかつての巫女であった祖母は、神罰によって命を落とし…  私もまた、満月の夜にしか姿が映らない存在に変えられた。
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