12人が本棚に入れています
本棚に追加
仁「………」
憂「ごめんね?心配かけちゃった?今日さぁ~朝から上司と喧嘩して、会社抜けて来ちゃった!笑。だってさ~聞ッ…!!?」
仁「バカヤロォ…」
憂の話を遮り
後ろからきつく抱きしめた。
憂「ちょ…な、何?」
仁「…俺に何も言わずにどっか行ったりすんじゃねぇよ…」
憂「ご、ごめんッ…」
仁「…そばにいて」
憂「…ぇ?」
俺はこの時、気付いたんだ。憂は俺にとってどんなに大切な女なのかを…俺は憂を愛してるって気付いたんだ…
憂「どこにも行かないからッ!離して?」
どんな時でも落ち着いている憂は優しく微笑んで俺の頭を撫でた。
憂「あたしより年上のくせに、まだまだお子ちゃまだね~」
仁「うるせぇッ///」
憂「買い物してきたんだった!何か食べたい物ある?」
仁「洋食♪」
憂「太るよ。笑」
仁「………」
憂「嘘ウソ♪」
ニコニコ笑いながらキッチンに立つ憂。
憂がいるだけでこんなに楽しい。こんなに幸せ。憂と過ごす日々はこれからもずっとずっと続く。
そう思っていた。
最初のコメントを投稿しよう!