―君の笑顔―

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仁「あ、杏に連絡すんの忘れてた!」 憂「杏?」 仁「お前がいなくなったー!って大騒ぎしてたからさ…」 憂「え?じゃあ、あたしから連絡しとくよ」 仁「うん、それが1番いいかもな」 俺と憂はまだ知り合って1年しか経ってないけど、俺は憂が大好きで、あの時杏に遊びの誘いをしなかったら憂に会うこともなかったんだろう。 ご飯を済ませたあと、俺は先にお風呂に入った。 8分くらいでお風呂を出てタオルで体を拭いていた時、憂の話し声が聞こえてきた。 憂「…はい…はい…わかりました…明日朝9時にそちらに行きます…」 不安げな表情を浮かべて携帯を握りしめたまま何かを考えてる様子だった。 仁「どうした?」 憂「え?ううん。ちょっと会社でトラブル…」 仁「大丈夫?」 憂「平気平気!明日朝早くに行くからさ、また夜にでも連絡するね!」 仁「わかった」 何か隠してる? 顔は笑ってたけど、目はすごく淋しそうだった。 憂「なんか疲れちゃった。もう寝ない?」 仁「そうしよっか」 憂はベットの端っこの方で小さく丸まって眠った。いつもなら俺の方を向いて寝るのに…
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