*** プロローグ ***

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15分足らずで、5㎞以上の距離を猫の足で・・・? 誰かに連れ去られたのか? 家族にも一瞬くらいしか触れさせない、 あの可愛いげのない猫が、早々に誰かの手に 落ちるとは思えない。 例え、大怪我していようとも見知らぬ人間には 死ぬもの狂いで抵抗するだろう。 だから、あれを装着させたというのに・・・。 何があった? もしかしたら、すでに、最悪の事態に陥って いるのか? 「レブン・・・あの、ブサイク猫がっ!!」 とにかく、帰らなくては。
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