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その後、不審に思った警察が動き明美のマンションに向かったところ、明美の姿はどこにもなかった。
そして、不思議なことに机の上に置かれていたはずの真っ黒な手紙もどこにもなかったのだった………。
その頃、古めかしい制服を着た配達人の下にハラリと一枚の黒い封筒が落ちてきた。
「お、この怪談進化したんだ」
配達人はニヤリと笑みを浮かべると、丁寧に手紙を黒い封筒にしまいこんで配達カバンへと入れて再び歩き出した。
貴方の下にも届く黒い手紙………。
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