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「はぁー」
学食のテーブルに腕を組んで、その上に伏せるように顔を埋めながら溜め息を吐いたと同時に耳に届いてきた声。
「辛気くせえ」
隣からガタンっと椅子を引く音が聴こえて、ちらりと視線だけをあげる。
「よお」
「……何でいるの?」
「相変わらず冷てえの」
苦笑しながら隣に腰かけた仁を見ながら、そういえば凛がここで学くんと待ち合わせをしていると言っていたことを思い出した。
仁もついてきたんだ。
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