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「俺のせいだ・・・。
俺がちゃんといじめを止めていたら昌樹は死ななかったかもしれない。
ごめんな、昌樹。
本当にごめん。
ごめんごめんごめんごめん・・・。」
あいつは俺の担任だ。
俺さ、あいつに言ったよな?
金とかも取られてすっげー困ってるって。
それでもあいつは学級会議だかなんだか開いただけだった。
その後俺を呼んで頑張ろうとか言ったけどさ、
俺、限界だったんだけど。
だから、こうして、死んじゃったんだけど。
もうおせーんだよ。
もう、終わっちまったんだ。
その時、一人の制服姿の少年が教室のドアを開けた。
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