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「再度質問させていただきます。あなたのお名前
は?」
冷たい視線が突き刺さった
「伊瀬、柊助です」
「出身は?」
「東京です」
「...とうきょう、とは?」
「東京を知らないと?」
「知りません」
日本の首都だよ?
俺は立ち止まって男を睨んだ
「あなたこそなんですか?洋服も東京も知らないなんてありえません」
「知らないものは知りません」
「今日は2025年5月31日。違いますか」
「違います。あなたとは話があわなすぎる。何者なのですか」
そこまで話して森が開けた
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