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しかして、転入初日にして、シュン・クサナギはクラスメイトから「イケメンだけど何か変わった人」認定されたのであった。
魔武器作成も終わったので、皆でゾロゾロと教室へ戻る。
ちなみに、シュンは『M9』を握ったままだ。
「ねぇシュンくん、格好良い魔武器を作ったことだし、魔武器戦闘部に入るっていうのはどうかな?」
「『格好良い』・・・!?」
魔武器戦闘部所属、ニコの言葉にシュンが反応する。
「いや、ここは総合格闘部だろう。魔武器は勿論、攻撃魔法のスキルアップが図れるぞ。」
「ちょっとタクト、総合格闘部は充分戦力が集まってるでしょ!」
「いや、来年の部活動対抗祭に今の部長たちはいないんだ、戦力の増強を図る必要がある。」
タクトはしたり顔で頷く。
「シュン~、いっそのこと使い魔ともふもふ部に」
「サンダルフォンのどこにモフる要素があるっていうんだ。」
「却下ね、却下。」
「ちょっと俺の扱いヒドくね!?」
「「だってイチルだから。」」
「・・・くっ・・・言い返せない・・・っ」
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