RE

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「そんなに強いのに楽しくなさそうだね、悩みでもあるのか少年?」 俺に負けて動けないカエデ先輩は、空を見上げながら俺に喋りかけてきた 「世の中、案外楽しい事は多いよ」 俺はしゃがんでカエデ先輩を覗きこむ、嘘やデタラメを言っている目じゃない 「じゃあ教えてくれますか?」 「私はカエデ、まずは名前を教えてもらおうかな?」 俺はカエデ先輩の手を掴んで強引に立たせた 「レージっす」 「へへっ、よろしくレージ」 それからカエデ先輩に言われて学園に転入した
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