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「貸しね」
アイツは颯爽と現れ、ターゲットの後ろに立ち後頭部に銃口を押し当てている
「なっ、何時の間に?」
ターゲットは驚いていたが、持っている銃を手放さなかった
アイツが女だと声で分かったから、どうにかなると思ったのだろう
「貸しって、誰も助けなんか求めてないっつーの」
俺は懐から愛銃を出し、ターゲットに向かって構えた
「相変わらず不便そうな銃ね」
俺の愛銃はマグナムS&WM500、いつ見てもイケてる銃だ
アイツに何と言われても、その格好良さは少しも損なわれない
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