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そういって、彼はわたしに手を差し出した。
意味がわかんなかったわたしはポーっとしてしまっていたが、ふと我に返り慌ててその手を握った。
二カッ、て笑ってドアに向かう。
なぜか着ているのは白衣。
え、まさか――
「ゆ、雄二君わたし――」
「あー、お前一応2,3日検査入院決まったから。ま、一応だから心配しなくていいし、担当医オレだから、ま、旧知の仲として、仲良くやろうぜ?」
わたし、唐突にはじまっていた。
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