3016人が本棚に入れています
本棚に追加
気持ち的だけでなく
身体もカウンターに突っ伏していくと
「ごめん。言い過ぎだった?」
春奈の様子を見て心配された。
「ううん。うちのお母さんにも
小杉と同じことを言われた。
この結婚を考えた方がいいって」
「まあ、私も正直同じ気持ちだよ。
だってさ、ぶっちゃけ言っちゃうけど
この先、そのお母さんとも
春奈は一生付き合っていくんだよ?」
「そうなんだよね・・・・・。
素直に言うけど、私苦手なんだよね。
彼氏のことは好きよ。でもなぁ・・・」
「話だけでしか知らないけど
私もそんなお姑さんがいるって訊いたら
絶対にプロポーズを断ってそうだ」
「・・・・・・早まったかなぁ」
ガックシと項垂れる春奈。
お喋りしながらもお酒も飲み進め
いい加減、酔いも回ってきているようだ
最初のコメントを投稿しよう!