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「ふふー。私にあの漫画を勧めたのは他の誰でもないふわりさんですよ?
責任を取って私と露天風呂でイチャイチャして下さいね!」
下着を脱衣籠に戻して、彼の腕に自分の腕を絡めて纏わりついた。
その勢いで一緒に反転してしまったけれど、そのままふわりさんは私を支えて抱きとめてくれる。
こういうところ、ちょっと王子様みたいで好きだ。
「何だかその言い方だと、脅迫みたいにも聞こえるけれど。
まぁ……しょうがないか。せっかくの旅行だもんね」
諦めたようにため息を吐くと、露天風呂に一緒に入る事を承諾してくれたふわりさん。
私のテンションはもうMAXに跳ね上がった。
「わっ!本当ですか?約束ですよ!破ったらお仕置きですからね!」
私の子どもみたいな言い方に、クスッと穏やかに笑ってくれる。
そして頭をポンポンッとされた。
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