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「もちろん全然いいです！それにふわりさんのお知り合いの方なら、きっと信頼出来る方ですよね？」
「うん、その人の事は信用していいと思うよ。それに色々と凄く楽しかったって聞いたから。確か新婚旅行で行ったって言ってたかな？
また詳しくは聞いておくね。とりあえず、宿を抑えに行こうか」
新・婚・旅・行！
そのワードに私の意識は全て持っていかれてしまった。
新婚旅行……
ふわりさんのお知り合いの方が行かれた旅の目的は新婚旅行。
その目的で行かれた場所に、彼は私と行こうとしてくれているんだ……
それって、それって……
「花梨ちゃん……妄想中に悪いけど、旅館を決めなくちゃいけないから一緒に来てくれる？」
額を軽くぺチッとされてしまい、私の意識は現実に戻された。
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