プロローグ

4/12

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/65ページ
ーーー健斗は、すばやい動きで不良達の攻撃をかわし 次々と拳を叩き込み、沈めていく ーーー玲二は、相手の一撃を防ぎ時にはかわし 不良達の隙を見て次々と木刀で突き、斬り伏せる ーーーそして十数分過ぎた頃には、残る不良は 状況に歯ぎしりするボス一人だけとなっていた [倒した不良はお互い50人…、こいつを先に 倒した方の勝ちだな] [どっちが勝っても恨みっこなしな!] 迫る2人に対し、歯ぎしりしていたボスは 突然高笑いをする [何、何がおかしいんだよ!] [自慢の手下共がやられて気でも狂ったのか?] [ハハハ!てめぇらがあまりにも単純すぎて 思わず笑っちまったからな!] [単純なのはお前の方だろ三ー] チュイン! その時、一発の銃弾が玲二の頬を掠める [玲二!] [さっきも言ったろ、その減らず口 聞けなくしてやるって!] ーーー2人が周りを見ると、ヤクザ風の 大人百数十人に囲まれていた
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加