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ーーー健斗は、すばやい動きで不良達の攻撃をかわし
次々と拳を叩き込み、沈めていく
ーーー玲二は、相手の一撃を防ぎ時にはかわし
不良達の隙を見て次々と木刀で突き、斬り伏せる
ーーーそして十数分過ぎた頃には、残る不良は
状況に歯ぎしりするボス一人だけとなっていた
[倒した不良はお互い50人…、こいつを先に
倒した方の勝ちだな]
[どっちが勝っても恨みっこなしな!]
迫る2人に対し、歯ぎしりしていたボスは
突然高笑いをする
[何、何がおかしいんだよ!]
[自慢の手下共がやられて気でも狂ったのか?]
[ハハハ!てめぇらがあまりにも単純すぎて
思わず笑っちまったからな!]
[単純なのはお前の方だろ三ー]
チュイン!
その時、一発の銃弾が玲二の頬を掠める
[玲二!]
[さっきも言ったろ、その減らず口
聞けなくしてやるって!]
ーーー2人が周りを見ると、ヤクザ風の
大人百数十人に囲まれていた
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