プロローグ

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[明らかにさっきの不良共より強いな…!] [たかが2人にここまでやるかフツー?] 長ドスに拳銃を持った明らかにヤクザ風の男達を 見て 2人は冷や汗を露にする [どうだ!さっきの舎弟共は単なる捨て石! こいつらが俺の本隊―親父の舎弟共だ! 俺が暴力団の息子だと言う事を知らない お前らの方が三下だったなぁ!] [このヤロォ][てめぇ…!] [最初に言ったろ!もうすぐ卒業するからって いきがってンじゃねぇって! てめぇらも舎弟倒して相当疲れてるだろうからなぁ! 今ならやるのも簡単だぜ!] 二人は身構えたまま何も言わない [どうやら図星みたいだなぁ~! 今までの礼だ!もう卒業できない体にしてやる! てめぇら!とっととやっちまえぇぇぇぇ!] [ウォーーース!!!] ヤクザ達は様々な武器を構え、二人に迫る! ボスはその光景を見て、勝ち誇ったーーー ザクッ! [ぐわぁ!!!] その時、数人のヤクザが突然武器を落とし 腕を押さえてうずくまる 彼らの手には、それぞれ定規が刺さっていた [おい、どうしたてめぇらーーー!] 立ち止まったヤクザ達とボスの視線の先に、一人の青年がいた
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