プロローグ

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[て、てめぇはこいつらの仲間!] [俺の家族と友達が世話になったな。暴力団のドラ息子] 黒い薄手のコートを着た青年は片手をポケットに 入れ 健斗と玲二の元に歩み寄る [おい!ボーっとするな舎弟共!] ボスの激を受け、数人のヤクザが背後から青年を襲う! [甘いな] ヒュッ! 青年は振り向いてポケットから手を出し、投げた 数本の定規を全てヤクザに命中させ、倒す そして、健斗と玲二の元にたどり着いた [二人共こんな所にいたのか。探したぞ] [桐弥(キリヤ)!] 健斗が呼んだその青年の名は [闇原 桐弥(ヤミハラ キリヤ)] 黒いコートと黒髪が特徴の、健斗と玲二の仲間 視力と聴力がよく、相手の弱点を一瞬で見抜き 特技の投擲で倒す、落ち着いた性格の18歳 [ひい、ふう、みい…、今倒した分ひいても 後150人はいるな] [ちょっと桐弥兄ちゃん!置いて行かないでよ!] その時、小柄な眼鏡の青年が走ってきた
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