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ヨハン・ベルーナ ランクSS
職業:ソードマスター
称号:メタルハンター
通名:スカーレットレイン
メタルハンターとは、各種族の頂点に立つと言われているシルバーなんちゃらとかアイアンなんちゃらと呼ばれるモンスターを3種類以上討伐するともらえる称号である。
ちなみにゴールデンなんちゃらと言うモンスターも存在するが、そちらはすでに種族の枠を超えて幻想種に認定されている。
「メタルハンターね・・・、保留だな。」
ジョン・クリストの書類の横にヨハンの書類を置いて次の書類に目を通す事にした。
アリア・ブラッド ランクSSS
職業:アーチャー
称号:ナイトウォーカー
通名:魔弾掃射
ナイトウォーカー、これはアーチャー専用の称号であり、取ろうと思えば誰でも取れる。
視覚に頼らず気配や音、匂いなどを頼りに矢を的に命中させればもらえる称号だ。
しかしSSSランクで称号がこれだけなのが気になる。
このランクのアーチャーならドラゴンスレイヤーとか、メタルハンターなんかの称号持ちも珍しい事じゃない。
書類をよく読むと、面白い文面を見つけた。
『制弓度100』
つまり、こいつは光の無い所で弓を引いても100発100中という事だ。
「決まりだな。」
書類に緑と書いてジョンの上に重ねる。
そして俺は次の書類を見て吹き出しそうになった。何かの間違いだ、そう思いたかった
サキ・シンティア ランクSSS
職業:プリースト
称号:アンデットキラー
通名:光の女神
アンデットキラー、プリーストには珍しくない称号ではあるが、光の女神を通名に持つという事は最低でもリッチやヴァンパイア等に並ぶ大物であるデュラハンを浄化している事になる。
プリーストにとって通名は役職みたいなもので、成果を上げるごとに変化する。
「実力的には欲しいが・・・。」
とりあえず保留という事で書類に白と書いてヨハンの上に重ねる。
そして最後の書類、そこに記されていた名前は、倭国と呼ばれる国の物だった
カケル・アマクサ ランクEX
職業:ドラゴンナイト
称号:ドラゴンキラー・ウェポンマスター
通名:三丁目のあの人
ウェポンマスターは、全ての武器を扱える者に与えられる称号であり、この称号を持つと言う事は6種類の職業を経験した事になる。
「こいつは決定だな。」
何と言ってもランクEXだ。ぜひとも欲しい。
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