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side in ???
「そこはだめですって・・・。」
「なぜでしょう?こんなに硬くなっているではないですか。」
「あんっ・・・。」
「ほら、そんなに気持ちよさそうな声を出して、何がダメなんでしょうか?」
今私は姫様の部屋の前で硬直しています。
ひ、姫様とシノブチ様がそんな・・・。
開けても良いモノなのでしょうか?
「ひゃん!そっちは違います!」
「こっちもする必要があるので受け入れてください。」
「あ、あんッ!」
申し遅れましたが私、姫様の専属メイドのモモです。
メイドと言っても最近はシノブチ様に仕事を取られてしまってやる事が殆ど有りませんけれど・・・。
「はぅ!?」
「おっと、強すぎましたか?」
「大丈夫です、そのまま続けてください・・・。」
は、激しいのがお好きなんですか!?
私が廊下でアワアワしているとメイド長がやってきました。
「こんなところで何をしているのですか?もう食事の時間になってしまっていますよ?」
「え、ええ・・・その「あん!もっとぉ。」「ここですか?」「そこ、そこが良いの!」」
「こ、これは・・・///」
「ふぅ・・・ミリィ様お食事の時間になってしまっています、お急ぎください。」
まずいです、二人が出てきます。
side out モモ
side in タケル・シノブチ
「ふぅ、とっても良かったです、またお願いしますね。」
「かしこまりました。」
部屋の扉を開けると専属メイドのモモとメイド長が顔を赤くして固まっていた。
「モモさん、食事の時間の5分前にはにはきちんと教えに来て頂かなければ困ります。」
「あ、あの、5分前には到着していたのですが、その・・・。」
「言い訳は結構、今回は許しますが、今後は気を付けて下さい・・・ん?お顔が赤いようですが調子でも悪いのですか?もし体調が悪いようであれば、無理をせず休んで下さい。」
ミリィに病気を移されて看病させられるのは俺なんだから、余計な仕事を増やすんじゃねぇよという気持ちで言った。
「すみません、大丈夫です。」
「そ、それよりタケル様、一体姫様のお部屋でな、なな何を?」
「勉強で長い事椅子に座っていたもので肩が凝ったのでしょうね、マッサージを言い付かりまして、揉み解しておりました。」
なるほど、こいつらは俺が如何わしい事をしていると思ったのか。
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