超特殊ギルド獅子の咆哮

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俺は地下に降りて黒騎士(マキ)の肩を叩いた。 「うぉ!?」 「いや、そんなにびっくりしないでくれよ。」 「びびびってなんかねぇし!!」 どっちでも良いけど。 「それよりな、黒騎士とミリィが所属してるギルドなら拡張工事を格安でやってくれるらしいが、どうする?」 「ああ?何でそんな話になってんだよ?」 「こまけぇこたぁいいんだよ、で?どうすんだ?流石にこのギルドの所有者じゃない俺がそれを決めるわけにゃいかないだろ?」 「しゃーねぇなぁ、あたしが出る。」 そのままの格好で出て行こうとするマキを引き留めて黒騎士装備を脱がす。 「今度は俺がここで黒騎士やってるから、さっさと話しを付けて来てくれ。」 「へいへい、黒騎士元帥閣下の仰せのままにぃ。」 手をひらひら振って階段を昇っていくマキを見送り、俺は腰にホルスターで止めてある銃を手に取る。 「いまいちデザインが気に入らんな・・・。」 銃と言えばやはり、小学生のころブック○フで立ち読みした某掃除屋の黒猫さんが使っていたあのデザインに憧れる。 「私が治してやろう。」 「爺、てめぇよくもぬけぬけと現れやがったな!?」 「ほっほっほ。」 俺の拳を掻い潜り、鼻っ面にデコピンまでくれやがった。 「急に殴りかかってくるとは、中々勇ましいね。」 「自称神は伊達じゃねぇな・・・。」 「自他ともに認める神だがね、それよりその銃のデザインを変えて欲しいのだろう?」 「ああ、できるのか?」 「できる、私は全知全能の神だぞ?」 爺は俺の銃を手に取るとすっと銃身を撫でた。 「ほれ、できたぞ。」 大口径のリボルバーがそこにはあった。 「誰が600億$$の賞金首だよ・・・、ってかよく知ってんな!?」 「私はこっちの方が好きでな。」 「リボルバーは一緒だけどよ!俺が着るのは赤じゃなくて黒だから!これは赤い人にあげるべきなんじゃねぇの!?」 「そうだなそれではもう一丁作ってやろう。」 そういうと自称神は銃をパカッと二つに割る様にして増やした。 「これでどうだね?」 今度はちゃんとしたハー○ィスだった。 「そうそうこれこれ、確か原作でも特殊能力がレールガンだったんだよな。」 どれ試しに一発。 「その銃だが、鉄製だったからグラムデイル製に強化しておいたぞ。」 「そこはオリハルコンだろ。」
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