第2章

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俺の名前は臨宮 明(りんぐう あきら) 何の取り柄もないただの大学生だった 何故過去形かって? 俺はある日を境に透明人間になってしまったのだ 取り柄の部類に入るかという議論はあえて交えるつもりはないが、俺にとっては唯一無二の取り柄だ それからと言うもの日々の苦悩は増えた しかし引き換えに夢と希望を与えてくれた 夢も持たず流れるまま三流の大学に進学し、自堕落な生活を送っていた俺だが、今では大きな使命感さえ芽生えている そんな俺の夢は“超特殊部隊”に所属する事だ
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