第3章

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超特殊部隊について話す前に、透明人間について少し掘り下げたい まず透明人間の数だが、日本だけでも推定十五万人はいると言われている 日本だけでも千人に一人の割合だ 科学的に進歩している昨今でも原因はまだ解明されていない 今分かっている事は以下の通りである ・元に戻る事は出来ない ・透明だという以外性格や身体的問題は見受けられない ・物理的接触、食事、会話等は今まで通り行える ・あらゆる物質は体内に入った時点で透明化され、排出物や血液・体液と言った体内から排出される液体等は、体から離れる事により個人差があるが時間差で透明では無くなる ・衣類や色の付いた液体が体の表面に付着しても透明にはならない ・人間による目視は勿論、鏡やカメラ、温度関知機器や赤外線でもその姿を捉える事は出来ない ・透明化に及んだ人間に共通点は無い 俺達透明人間は透明だということを除けば普通の人間のままだと言うことである
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