第1章

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モテるようになって告白してきたクラスの可愛い子が彼女になった。 そこまで来て俺は漸く悟ったのだ。 「この力は俺にはいらなかったんだ」 なんとも納得いかない話であるのだが、平和なこの世界ではこのような力は必要なかったらしい。 今思えば、この力は俺が変わるキッカケだったのかもしれない。 いやそうとしか思えなかった。 結局この力は一週間深夜徘徊して平和な事をよく分からさせ、そんな無駄な事をするよりも勉強や部活動を頑張っていたほうが自分の為になることを分からさせられた。 だから俺はこの力は二度と使うことは無いのだろう。 そんな事よりも平和な明日を守るために俺は今日も頑張るのだ。 「輝く明日を手に入れる為にね」
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