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出会いはいつだったかな。
幼稚園かな。
入園式の日。
母から離れられない私はものすごく泣いていた。
先生になだめられても全然聞かなくて。
そんなとき、2人が現れた。
藍君が私を励ましてくれて、口下手な凛は私の手を引いてくれた。
だから私はここまでこれた。
強くなれた。
美人で出来の良い姉を持っても、卑屈にならず、下卑せず、私のままここまでこれた。
それは私一人じゃ出来なくて、あの2人がいたから出来た。
最初は2人とも同じくらい大切だった。
凛の方がってなったのは、あの出来事があったから。
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