第1章

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『透明人間』 それが僕のあだ名だ。 別に深い意味があるわけではない。 地味で控えめな性格、顔もいいわけでは無いけど悪いわけでもない平均的なルックス。 目立った長所もなければ短所もない。 影が薄いと言われついたあだ名は透明人間。 まあ、そのあだ名で呼ばれたのも2,3回だけなんだけどね。 最近は先生からも気付かれないことがある。 席に座っているのに欠席にされそうになったのには流石に驚いた。 別にいじめられてるわけじゃないんだけど何だかとても悲しい。
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