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某都道府県の某田舎町の外れの小さな集落
音御(ねお)
そこが俺の産まれ育った場所だ
「トウヤくん!そっち行ったー」
「オッケー任せろ!」
トウヤはサッカーボールを足で止めるとそのまま巧みなドリブルと俊足で敵のディフェンスを抜き去りあっという間にゴール手前までたどり着いた
トウヤ「行くぞ!コウ」
コウ「止めてやるよ!」
トウヤ「止められるかな?」
トウヤは思いっきりボールを蹴った
ものすごい勢いでボールが飛んできた
俺は、それを目で追いかけ
ジャンプして体全体で止めにいった
あと、少し
あと、少し?
ボールは少しカーブしてちょうど俺の顔面へと向かってきた
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