いつだってそう。

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ゴングが鳴った瞬間 ハゲが瞬時に距離を詰めてくる。 ゴッ 俺は一瞬なにが起こったかわからず尻餅をついた。 その隙を見逃さずハゲが俺の上に乗ってこようとする。 俺は無様にバタバタと暴れ、 乗られるのだけは避けようとする。 逃れようとしてる中 俺が殴られて倒れたんだと理解した。 緊張か、油断か、 わからねーが、 俺が甘かった。 なんとか上に乗られるのを防ぎ またハゲとの距離をとる。 すると間髪いれずに ハゲが俺の腰目掛けてタックルをしてきた。 俺はそれを受け止め。 ハゲの背中に肘打ちを入れる。 それでもハゲは俺から離れようとしない。 このハゲ、、、力つえーーよ。くそっ 俺は肘打ちをハゲの背中にしまくる。 ハゲは痛みからか 俺の腰から離れ、距離を取ろうと後ろに下がる。 ハゲが下がると同時に 俺は距離を詰め、全力のパンチを出す。 バギャッ ハゲは殴られた衝撃のまま 棒のように後ろに倒れる。 カンカンカンカンカーーーン。 ハゲはそのまま起き上がらない。 俺の勝ちだ。
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