序章

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ぼうっとしてると、もうお昼だった。 「今日のお弁当は何?」 気付くと瑞樹に覗き込まれていた。 どうしよう、毎日でも何か照れる。 「開けてのお楽しみだよ。屋上行こう」 柑菜を見れば、ひらひらと手を振って学食に友達と向かっていた。 瑞樹と2人屋上に向かう階段を登っている。 屋上は下校までは解放されていて、眺めが良く、お昼の人気スポットだ。 着くと、何人かグループに分かれてお弁当を食べていた。 適当に座りお弁当を開いた。
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