刻の扉

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今まさに王都が滅びの刻を向かえようとしている頃、城の地下にある一室に、王、大神官、大候、騎士団長の4名が集まっていた。 その室内は地下であるにもかかわらず、壁全体が魔法の作用で発光しているため、適度な照度を保っていた。 8メートル四方の部屋の中央には石張りの床から50センチ程高くなった、直径3メートルの円形の台座がある。 王たちは、その台座を囲むように集まっていた。
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