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その動物はその少女に人語で質問を口にする。
「君は…この俺が見えるのか…?」
「猫が喋った!?」
まほはつい裏返った声で答えてしまう。
するとその猫?は何やら目をウルウルとさせて天を仰ぐように両手を掲げ、感激に浸っていた。
「神は我を見捨てていなかった!魔法少女の素質を兼ね備えた者にこの場で出会えるなんて!!」
「魔法少女??よくわからないけど貴方一体…」
人のようなリアクションを見せ、人語で感動を口にするその猫にまほは愛嬌を感じながらも尋ねる。
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