ひとりでひととして魔法少女は魔獣と戦いにいく。

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「滅斗くん…!????」 初めにステッキの声に驚いたのは今は滅斗の体となっているまほである。 「誰だよお前は??」 ステッキになっている滅斗は目の前が滅斗の本体である事がわからず彼に尋ねる。 「まほよ、薄椅子まほってか私がわからないの??」 両者混乱したように言い争いをする。 わかりやすく言うと今、薄椅子 まほは亜流出 滅斗の体を乗っ取っており、亜流出 滅斗はステッキとなってしまっている。 そして残る薄椅子 まほの本体は無くなってしまっている。 これらはキギョウが一か八かで唱えたアルテムの副作用である。 ともあれこれからはこのような形でずっと過ごさなければならない。 今後どうしなければならないか、どうするべきか益々混乱を極めるキギョウだった。
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