第1章

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俺は勇気を出して美香の耳元に話しかけた。 「み、美香」 「だ、大悟なの?どこ?」 俺は「好きだ!」とはっきり伝えた。 「えっ!」「お…。」 そして俺は消えた。これでよかった。神様はこれでよかったと思ったんだろう。だから伝えなきゃと思った。彼女は時が経つにつれ忘れていくだろうなと思った。だけどそれでもいい。これで安心できる。そう思った。
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