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初めて昴くんをみた時からずっと気になっていた。
初めてできた友達だった。
昴くんが女の子だと知ってからは眠れない毎日だった……。
僕はずっとずっと昴くんが好きだったんだ!
こんな状況で言っても伝わらないかもしれない。
たった一言じゃ、この昴くんを想う気持ちは伝わらないかもしれない。
それでも……それでも僕はこの気持ちを伝えたかったんだ!
「……いで……」
僕の告白を聞いた昴くんは両耳を塞ぎ、その場にうずくまってしまった。
「昴くん」
僕は昴くんに駆け寄る。
「ごめんね……やっぱり、迷惑だったよね……」
うずくまり、更にポロポロと涙を流す昴くんを見て、僕は慌ててしまう。
「そんなに…………きって………いで……」
僕がおろおろしていると昴くんは僕のズボンの裾をギュッと握る。
呟いた言葉僕にはよく聞こえなかった。
「ごめん……昴くん」
とりあえず謝る僕に、昴くんは僕の瞳を見て、顔を真っ赤にしながら言った。
「そんなに……好きって……言わないで…………恥ずかしい……」
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