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ふと思いつく意味もない脳ミソの中のショート
『あ~暇だ~なんかないんか!?』と首の後ろに手を回し呟いた。
ふと横を見るとヤツがいない!!
すると、目の前の空間が裂け始めた…。
様子をじっくり観察しようとベッドから体をゆっくり起こし観ようとすると、いきなり何かが飛び出してきた!!
手元に置いていたはずの相棒の剣が無かったので仕方なく魔法で戦う事にした。
室内に結界を張り。
『焔獄』
焔が飛び出してきていた物体に当たるが効き目がない!?ナゼだと思っているとヤツが空間を閉じながら裂け目から出てきた。
「焔が効かないのが不思議だろ!?」
『別に?お前が何かしてるからな~不思議ではないなぁ』
ヤツは表情も変えず次の工程に移っていく。
これめんどくさいの確定だなと思い。
『消去』と呟いた。
だが、消えない。
するとヤツは…。
「消えないのも不思議だろ~(笑)」
と嬉しそうに言うが…。
『コレ連れてきてどうすんだ…連れてきたら問題だろT-Rex?元の場所に戻して来い!!』
「えー!可愛いじゃん♪( 〃▽〃)」
『可愛い!?食費や光熱費、病院なんてないから医療費どれだけ掛かると思うんだ!!』
「ペットにしたい!!それが叶わないなら今日から一緒に寝ないんだから!!」
プイッとそっぽを向く姿のヤツに悶えながらも…。
『ちゃんと、戻して来ないと…どうなるか分かってるんだろうなぁ…。このあとのこと♪』
そうヤツに言うと急いで連れていった…T-Rexを。
たたな…連れて行こうと裂け目に入る直前ヤツに向けて炎を吐いていたT-Rex、どこの世界から持ち出したのやら…。
帰って来たら楽しみなヤツになっているだろう…。
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