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しかし、ある日、買い物をしていると、いじめてきたうちの数人に会った。
「あっれー、久しぶりー。元気だったぁー?あのさー、あたしお財布忘れちゃったんだよねぇー、貸してくんない?」
私の顔は真っ青だったのだろう。
「何あれ?行こう」
彼はそう言ってくれた。
「えー、なになに?無視しちゃうのぉ?あんたのくせにぃー?」
耐えられなくなり、逃げた
彼女らも、わざわざ追っかけるのは私が一人では無かったし、無駄だと判断したのか、追ってくることは無かった。
「大丈夫?」
「うーん…。まあ…大丈夫…かな?」
「大丈夫じゃないね…なんかあったの?」
「高校のときちょっとね…」
「そっか…。もう、出かける気分でもないでしょ。送るよ」
「うん。ありがと」
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