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彼女らの姿を見かけては透明薬を飲んで、ついて行き、足を引っ掛けたり、肩を叩いたりする。
しばらくは仲間うちでいがみ合っていたが、そのうち、仲間は何もやってないらしいことがわかると、怯え始める。
そこで、一人の時に低い声で話しかけてみたり、郵便受けを開けた瞬間に呪いの手紙を放り込んだりすると、悪霊の仕業だと思い、祈祷師やらに行き始めた。
もちろん、私の仕業であるため、収まるわけが無い。
段々精神を病み始めたが、それで終わらせてはあげない。
今度は家に盗聴器を仕込んだ。
盗聴器は悪い証拠を集めるためだ。
予想通り、虐待やら不倫やらごっろごろ出てきた。
虐待はきちっと警察に通報し、不倫は会社、実家、旦那など、関係者全てに証拠を郵送した。
幽霊と離婚の二つが重なって自殺未遂をしたやつもいたようだが、私は知らない。
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