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「あー!!負けたー!」
「くっそ…マジありえねーだろ」
「なんだよっ…勝てねーな」
「また湊合かよ………」
「あー腹へったから飯行くか」
「ー…。」
ボーリングが終わって近くにある焼肉店に行くことになった
…………。
楽しいのは楽しいんだけど………どうにも…頭がどっかにいってる感じがする
そりゃそうだ…。…ユイに別れを告げて………まあ、それはそんなに大したことじゃないけど…。
………初めて抱かれたんだから…。それも、テツに…。
………。
認めたくないが………テツとのアレが…ずっと頭から離れなくて……。
…こうして俺がボーリングしたり連れといる今……………あいつはどこで何をしているんだろ…。と、ふとどっかでそんな考えがよぎる
……。いや……もう多分あいつとはあんなことは無いんだろうけど…………。
……今まで通り……変わらずに居れるのか……。少し不安はあるかもしれない…。
「………。」
連れと焼肉を食べて………連れの家に行って…先輩とやらと合流してコンビニや公園とか……ウロウロしながら話していた
時間は既に深夜0時をまわったころ…。
明日は学校が休みだから…時間は大して気にしていない…。
でも………
「…あ、わりぃ…俺ぬけるわ」
「湊合…?…なんだ?また新しい女か?」
「…うるせー…ほっとけ」
「…モテる男はちげーな」
連れとわかれて家の方向へと自転車をこぐ
……………。
「………。」
俺は…………あいつと何を話すってんだ……。
一度だけの間違いなんて…よくあることじゃないのか……。
…だったらなんで……こんなに不安になるのはなんでだ……………。
「はぁ…はぁ…」
テツの家の前についた
あいつに会って……何を話すとか………そんなの分からなかった…。だから…もうあいつが寝てるなら…帰ろうとも思った
テツの部屋の電気を確認する……。
「……ー。」
点いては………ないか…。
もう寝たのか…………。
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