第1章

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それから毎日のように通話し、しない日なんてあって一日あるかないかというくらいだ、それでも話は尽きる事なく、俺達はお互いの事を話したり ラジオの話をしたり、彼女の実況の話を聞いたり、俺の仕事の話や女関係の話、それと彼女の元旦那さんや時々子供の話など聞いていた。 普通そんな話を気がある人からされたら嫌な気持ちにいままでなっていたが、その頃から彼女にたいしてはそんな感情はなく、むしろ子供を含めたその後の俺達のことなど考えてしまっていた、自分にびっくりしたものだった 一ヶ月通話やラジオでのコラボなどで俺の気持ちはどんどん惹かれていっていた。 でも本気で彼女を好きになることが怖かった。 だからあの日、俺は彼女の傍から離れようとした。 俺「こんな気持ちのまま、お前の側に居れないよ、俺達さよならしよ?」 彼女「なんで?」 その後俺は彼女を初めて傷つけることになる、好きなら離さないのが当たり前だが、その時の俺は傷つけるのが怖くて仕方なかった。 その後彼女から通話がかかってきた、逃げ続けてきたが、ついに出ると 彼女「私の事好きなら私から離れないで。」 その一言で俺の今までの恋愛感を彼女によって変わっていった。
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