第1章

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A 『終わっちゃうんだね?』 彼女の横顔は安堵と不安に彩られ、寒さに紅潮した頬に一滴の水滴を伝わらせる。 B「いい加減この町にも睡眠が必要なんだよ。夜更かしは美容の天敵なんだぜ?」 『もうっ!君はいっつもふざけて!…こんな時まで笑おうとするんだから…。』 「どんなことがあろうとも、目を閉じて笑って眠れりゃその日はいい日だって持論があるんだよ。」 『だから間抜けな寝顔なんだね、もうちょっとシャキッと眠ればいいのに。』 「バーカ、シャキッとしたら目が覚めんだろうが。」
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